私(西村幸太郎)の一連のブログ記事です。私がどういう人間なのか、どういう活動をしているのか、どんなことを考えているのか、どんな知識やスキルを持っているのか、信頼に足る弁護士か、などなど、たくさんの疑問をお持ちの方もおられると思います。そのような方々は、是非こちらの記事を御覧ください。
豊前市倫理法人会設立15周年記念講演
丸山敏雄生誕の地,豊前市にて,同人の教えを勉強する倫理法人会の設立15周年式典・講演会が開かれました。私も,豊前市で事業を展開する者として,ご案内をいただいたので,参加してまいりました。
講演会では,「永続する企業に共通する要素」と題して,1時間半程度のお話をいただきました。(講師:一般社団法人倫理研究所名誉研究員戸田徹男氏。)
日産,スバル,スズキなどの自動車業界でのデータ改ざん,レオパレス21などの問題。騙す方が有利と考える人が多い社会になってきているように思われ,世の中全体にそのような意識が蔓延しつつあるような気配もある。しかし,本当にそうだろうか。講師は,子どものころ,親から,「嘘をつくな」「卑怯なことをするな」「お天道様がみている」などと教えを受けた。日本人は,勤勉な国民性で,かつて,「正直にする方が儲かる」という商人道があった。目先の利益ではなく,長い目で見れば,本当に「正直者がバカを見る」なんてことはないのではないか。日本の老舗を見てみると,その時代その時代で最も求められているものを作った会社が生き残っている。伝統とは,革新の連続である。老舗は,①いつでもいいものをつくる,②つくりすぎない売り過ぎない,③どんなことがあっても従業員のクビを切らないといった信念を守っている。「信」「誠」という言葉を大事にしてきた。こうしたところから学んで,いま経営者に求められるものは,こころの側面ではないだろうか。「正しい経営は決して滅ばない」。
何とも示唆に富むお話をいろいろといただきました。 私も,市民への良質なサービスの提供,従業員のいのちと生活を守るという信念をもって,しっかりと経営に励みたいと思いました。