私(西村幸太郎)の一連のブログ記事です。私がどういう人間なのか、どういう活動をしているのか、どんなことを考えているのか、どんな知識やスキルを持っているのか、信頼に足る弁護士か、などなど、たくさんの疑問をお持ちの方もおられると思います。そのような方々は、是非こちらの記事を御覧ください。
いままでの投稿: 2019年3月
武蔵屋総本店/うす皮饅頭
もう2年以上前になりますが,弊所の開所セレモニーを催した際,お出ししたもののなかにおいて,ダントツで人気があったのが,「うす皮饅頭」でした。名前のとおり,ボリュームたっぷりのあんこを,うすーい皮で覆ったスイーツです。
武蔵屋総本店にて購入できます。たまたま,本日,買い物する機会がありましたので,ご紹介します。
どら焼き,桜餅などなど和菓子もたくさんですが,甘味処では,絶品パフェなども味わえるようです。今度食べてみたいと思っています(本日は終わってしまっていました…)。
おすすめは,冒頭にも示したうす皮饅頭。単品で購入すれば80円程度からでお手頃ですし,お土産にしても喜ばれると思います。私も,弊所までいらしていただいた方々には,たびたび,お土産としてお出ししています。ご賞味あれ。
アクセシビティサイトの設置について
豊前市では、アクセシビリティサイトを推奨しています(→【豊前市障害者計画】56ページ)。
アクセシビリティサイトとは、目の不自由な方にも見えやすいサイトのことです。
弊所も、豊前市の方針にのっとり、アクセシビリティサイトを実装しました。
豊前市は、高齢者が4割に達する地域です。障がいを抱えた方も相応にいらっしゃるとお聞きします。目に優しいサイトをつくることが、司法へのアクセスバリアを打ち破る一手となり得るかもしれません。地方の司法アクセスの向上を存在意義とする弊所には、必要な施策だと思いました。
実際に見られた方の感想などもいただければ、参考にしたいです。
司法アクセスの改善のため、今後も尽力していきます。よろしくお願いします。
※内容は公式ホームページと同じです。見比べてみていただけると面白いかもしれませんね。
イチケイのカラス
「イチケイのカラス」。漫画ですが,なかなか面白いです。特に,法曹関係者の方には,ウケる内容だと思います。
最近は,弁護士にフォーカスしたドラマが多いですが,一昔前には,検察官のドラマがはやりました。キムタクの「HERO」は典型ですね。私は,検事が,「被害者の声を届けられるのは検察官だけだ」という趣旨のセリフを述べていたのが,鮮烈に記憶に残っています。そうか,検事は,そのような使命感をもって,尊い仕事をしているのだな,と。
一方,日本は,諸外国のように,裁判官が支配する法廷といったような感じの裁判ではなく,割と淡々と進んでいくようなところがあるためか,裁判官を題材にしたドラマや漫画というのは少ないように思います(有名な「家裁の人」くらいでしょうか。)。
その意味では,異色のヒューマン・ドラマなのかもしれません。「イチケイ」というのは,「第一刑事部」のこと。裁判所の,刑事裁判を担当する部署のことを指します。そこでは,頭の固い中堅から,個性的な判事まで,さまざまなメンツが活躍する裁判劇が展開されます。先日発売された第3巻は,冒頭はクレプトマニア(窃盗症)に関する審理の話,後半は裁判員裁判の話が描かれていました。裁判員裁判とか,結構細かいところもリアルに描いていますよ。裁判員の選任手続(理由なし不選任の話なども出てきます。)とか,証人尋問で用いる機器類の描写とかも含めてですね。
さすが,櫻井先生に取材したり,さまざまな参考文献を参照しているだけありますね。
地味といえば地味な作品かもしれませんが,噛めば噛むほど味わい深いするめのような作品だと思います。東京地裁内の至誠堂書店では,法曹三者が買っていくものだそうで,法曹三者のお墨付きの作品です。
幣所の待合室に備え付けておきますので,興味がある方はぜひご覧ください。
жжж追記жжж
単行本派の私は情報をキャッチできてなかったですが,打ち切られるみたいです。残念。
福岡市が地方最強の都市になった理由
まちづくりのお勉強第2弾です。木下斉「福岡市が地方最強の都市になった理由」を読みました。
福岡市は,一級河川もなく水源が確保できない点を直視して,当時他の地域が製造業/工業地域の展開に力を注ぐ中,前へならいはせず,いちはやく第三次産業(サービス業)に注力し,地域を発展させてきたということでした。横並びの政策ではなく,民間主導で,自らの弱みを強みに変え,地域の特性に応じ,適切な産業の展開をしていくという構図は,確かに,理想的なまちづくりの在り方なのかもしれないと思いました。
福岡市とはいえ,行政主体で失敗したという博多リバレインの例など,成功事例ばかりではなくバランスよく検討している印象でした。
利益だけよその地域にもっていかれないよう,支社機能ではなく本社機能をもってこれるまちでないといけないなど,示唆に富むお話もたくさん。身近な地域,誰でも知っている都市のことだけに,リアリティもあって,わかりやすいです。
豊前市にもこうした地政学を活かしていきたいところですが…
私も,どうしていけばいいのか,考えていきます。
凡人のための地域再生入門
木下斉「地元がヤバイ…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」を読みました。
法曹界では,いわゆる注釈書などの辞書的にな書籍よりも,ストーリー仕立ての物語のなかで具体的なイメージを持ちながら読み進めていく勉強のための本が人気のようです(第一法規の出版物などではそのようなものが散見されます。)。系統としては,同じようなものを感じました。ストーリー仕立ての中で,地域再生のために必要なエッセンスを具体的に伝えるといったところでしょうか。
本書のメッセージは繰り返し,比較的はっきりしているように思います。御幣を恐れずに,いくつか示しますと,「自分たちの力で,稼ぐための仕組みをつくって,しっかり稼いでいくことが大事。補助金など他からのお金に頼らない。」などといったことや,「意思決定をはやくして,本業にどれだけ注力することが大事。そのためにもよそからのお金に頼らない。」などといったこと,「事業を始めようとすると『どうせ失敗する』と言われ,成功するとねたまれる。無視されるより,批判的な意見であってもあった方がマシ。いろいろな意見があるから,批判的な意見に反応するより,支援してくれる方々を大事にしていくべき。」などなど,参考になる考え方を,たくさん吸収できたように思います。
まちづくりだけでなく,事務所経営にも役立ちそうです。
弁護士は,基本的に,問題が生じた局面で,事後的に介入し,紛争をおさめるというのがほとんどであって,前向きな町おこし事業に積極的にかかわるという機会が少ないです。法務面の問題が生じれば,お手伝いの可能性もありますが,予算的な問題や,必要性を感じていただけないなどして,当初から予防のために顧問等で弁護士に相談・委任するということは,まだまだ少ないと思います。この辺りは,我々の方で,ニーズに応えられるよう,しっかり頑張っていくべき所かと思いました。
TOTO/工場リモデルフェア in 中津
平成31年3月9日,@TOTOサニテクノ中津工場,「工場リモデルフェア」イベントに参加してきました。
駐車場にはたくさんの車が。会場に向かうと,やはりたくさんの人がにぎわっていました。TOTO製品の紹介スペースだけでなく,屋外にはトヨタ・ダイハツの車の展示会や,消防車やパトカーの展示・試乗会などがあったり,ふれあい動物園が模様されていたりと,さまざまなイベントが行われていました。飲食コーナーも子ども連れのご家族を中心に,たくさんの人でごった返しておりました。中津らしく,洞門バーガーをいただきました(注;地元産の新鮮な野菜と耶馬渓の黒豚のパテを竹炭入りバンズではさんだ中津のご当地バーガー。)。
さて,メインイベントは,平成29年5月に完成した工場で,トイレの製造工程を実際に見学する,工場見学です。どんな材料でつくられるか?実際に見せていただき,どうやって形作るか?どうやって焼くのか?などなど,実際に見て,説明を受けながら,見学をすることができました、なかでも,形作ったトイレを焼く工程では,長ーい窯の中を実際にのぞき込んで,十数時間もゆっくり進めながら焼いていくという様子の一部を見学しました。何時間もかけないと,表面を焼くことはできるが,しっかりなかまで熱が通らず,もろくなってしまうなどという問題意識があるからだそうです。勉強になりました。
工場見学は,普段は,平日の9時~12時,13時15分~16時の間で,要予約,90分間の見学を可能だということでした。今回は,40分の見学でしたが,普段はまた違うのでしょうかね。もう1度見てみたいなと思いました。
私は,いろいろな工場の見学をしてまわるのが好きです。自分が経験し得ない世界ですので,それらを見て,そこがどんな企業なのか,どんなこだわりをもっているのかなど,見て,知って,自分の世界を広げていきたいと思いますし,日常自分たちが使っている製品のことをもっとよく知れば,単に「使う」にとどまらない,深く楽しく広がりのある毎日を送っていけるのではないかと思うからです。
中津には,今回のTOTOをはじめ,ダイハツの工場があったりなど,産業の街だけあって,いろいろな工場があるようです。また,いろいろと見て回りたいものですね。
工場見学【お問合せ】
TOTOサニテクノ㈱中津工場 総務課 TEL:0979-32-1111 担当:島元 URL:http://totosanitechno.jp/
ひなまつり in 中津
本日はひなまつり。
残念ながら,天気は小雨でしたが,中津城・城下街は,ひなまつりムード一色です。
中津城では,市民が扮してひなまつりを体当たりで実演。なかなかの迫力。
城下街では,南部まちなみ交流館にて,きらびやかなひな人形展が。琴の実演などもあり,いろいろと楽しむことができました。
中津市でも,さまざまなイベントが行われています。商売の街として,今もなお栄えています。ぜひ1度足をお運びください。
【中津城】
【南部まちなみ交流館】
みやき法律事務所訪問
私の前事務所,あさかぜ基金法律事務所時代の後輩である,服部晴彦弁護士が,故郷みやき町(佐賀県)で独立開業されました。本日,お披露目会がありましたので,「みやき法律事務所」をのぞいてまいりました。
私もまじまじと観察するのは初めてでしたが,行きすがら帰りすがら,みやき町のことを見てみますと,鳥栖や久留米と隣接しているような地域であり,交通の要所としていろいろな企業の拠点・工場などがたくさん散見されました(本当は企業見学もしたかったのですが,土日はなし・要予約というところが多いですね。)。大型ディスカウントショップも多く見られ,生活に必要なものはその地で完結して入手できそうでしたが,聴いていると,福岡・鳥栖・佐賀で仕事をする人のベットタウンになっているようなところもあるようです。人口も増えているというようです。西鉄バスが走っており,公共交通機関はある程度整備されているようですが(私が活動する豊前市では撤退してしまっています。),事故の発生件数などはどのような数字になっているのでしょうか。周辺に,東京海上日動や損保ジャパンなどの看板が散見され,保険代理店やディーラーの方から,交通事故関係で,頼りにされる存在になるかもしれませんね。鳥栖が近いこともあって,鳥栖の方が,地元で相談しにくいという場合の駆け込み寺になるかもしれませんし(人の目を気にすることが多い債務整理や離婚などの事件ではニーズがあるかもしれません。),国選弁護等の需要もあるのではないでしょうか。行政,商工会などの各種団体などともかかわりを深めて,地域の需要をどんどん取り込んでいってほしいですね。
みやき町では初めての弁護士とのこと,隣接地域をあわせても数少ない弁護士ですから,地域の需要に見事応えていただけるものと思います。
みやき町で活動を始めて1か月くらい,相談数はボチボチだそうですが,これから,地域に認知されていくに連れ,どんどん存在感を増していくことでしょう。
アクセスバリアを取り除き,地域に貢献したいという同じ志を持つものとして,ぜひとも頑張ってほしいです。
帰りは,鳥栖のプレミアムアウトレットをのぞいてみましたが,こんなに広大な施設になっているとは存じ上げませんでした。楽しく買い物させていただきました。時間が足りませんでしたが,次回は「中富記念くすりの博物館」など,ほかにもいろいろとまわってみたいと思います。