私(西村幸太郎)の一連のブログ記事です。私がどういう人間なのか、どういう活動をしているのか、どんなことを考えているのか、どんな知識やスキルを持っているのか、信頼に足る弁護士か、などなど、たくさんの疑問をお持ちの方もおられると思います。そのような方々は、是非こちらの記事を御覧ください。

ワクチン接種しました。

ワクチン×2,接種してきました。

多少,鈍器でなぐられたような痛みが生じたりといった副反応がなかったわけではありませんが,よく言われている熱などは,いまのところ出ていません。

配偶者も接種が終了しております。少しでもお客様の安心につながるかなと思います。

ワクチンは重症化を防ぐ役割しかないという話もあるようですし,もちろん,今後も,対策は万能に行ってまいります。

九弁連・夏季研修会でお話してきました!

私は,現在,九州弁護士会連合会の,支部特有の問題を取り扱う協議会の事務局長をつとめております。九弁連では,夏季の理事会のあと,毎年研修会を行っていますが,本年は,上記協議会の委員長である上田英友先生と,僭越ながら私がお話をさせていただきました。

上田先生からは弁護士過疎偏在問題の全般的な話を,私は実情を踏まえた過疎偏在弁護士の必要性などについてお話をさせていただきました。上田先生のお話はさすがで,しっかりとしたデータをもとに,名古屋宣言から始まって,弁護士過疎偏在問題への取り組みの歩みをお話されており,私も大変勉強になりました。

私は,弁護士が身近にいるということが何よりアクセス向上に寄与することなどを中心に,過疎偏在弁護士の存在意義について自分なりにお話しさせていただき,一方で,過疎偏在弁護士がどんな悩みを抱えているかについて,簡単にですがお話しさせていただきました。

理事会クラスの先生方に,いかほど参考になったかはわかりませんが,少しでも支部,弁護士過疎地へ目を向けるきっかけになってもらえればと思います。

がんばらなくても 死なない

竹内絢香「がんばらなくても 死なない」(KADOKAWA)

コミックエッセー読みました。内容に感動しましたので,コメントしておきたいと思います。

褒められても謙遜してしまって,友人の一言で,謙遜は美徳のようで,実は相手のことを考えられていない身勝手な行動なのではないかと気づくエピソードがありました。このエピソードに限らず,作者の方は,割と自己肯定感が低めなのかなという印象です。でも,いろいろな局面で,作者のような思考をたどってしまいがちな方も多くおられると思いますので,(私も含めて,)多くの人に共感できる内容が含まれているのかなと思います。もともと自分はこう考えていたけど,こういう考え方に変わっていったという「変化」が綺麗に描かれていて,非常にわかりやすく,ためになりました。仕事のなかでも役立ちそうですし,お客様のことを理解するうえでも,考え方が参考になりそうです。

なかでも私がお気に入りなのは,「完璧主義の私が,卒論に悪戦苦闘していたら,教授から,卒論で大事なのは『おわらせること』だと指摘を受けたエピソード。そうですよね,弁護士も,完璧な準備書面を書きたいと常々思いますが,(期限までに)おわらせるのが大事ですもんね(ちょっと違うかもしれませんが。)。たびたび出てきます教授の一言は,なかなか面白いです。

自分が実際に悩んできたことについてしたためていること,1話1話はそれほど長くなくストレスなく読めることなどから,おすすめです。

この本では,その考えに至るまでの具体的な経過や,背景となる作者自身のことなどについては,簡単に触れられているだけですが,そちらも別途またしたためていただければ,言いたいことがより深く伝わるかもしれませんね。

考え方がとても参考になると思いました。みなさまもぜひ1度読んでみてください。

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